私が子供の頃は、深夜放送の全盛期でした。
当時、雑誌などで見るDJの写真には、ラジオ・スタジオの立派なリボ
ン・マイクが写っていたものです。
あのマイクが欲しい....なぁ。と、子供心に思ったものですが、値段
を知って尻込みしてしまったものです。
さて、昨今のマイクのうち、コンデンサ型の周波数特性は、業務用と
民生用の差が殆どありません。
私たちが一般家庭で業務用マイクを使用する場合は、感度と堅牢性の
利点を十分に生かす使用方法を考えるべきでしょう。
さて、その業務用マイクですが、日本橋に出かけると、サンケンの中
古品などもサンケンされます。Hi
しかし、放送局の除却品は「水没・浸水・ビール掛け」経験者が多い
ので、中味を信じて大枚を叩いて買う際は慎重になる必要があります。
C-38Bなどを新品で買えれば良いのですが、あまりにも高価ですから、
↓こういう物を買うのも、一つの手段です。
これはRODE社のNT1-Aです。
結構廉価版のコンデンサ・マイクなんですが、なかなかの感度ですよ。
某放送局のスタジオに持ち込んで試してみましたが、音質的には問題
は無さそうです。
あとは、本当の耐久性....なんですけどネ。
そして、↓ポップガード。
これも安価なものですが、「吹かれ」によるコンプレッサーの作動を
シッカリ抑えてくれます。
また、せっかく新規に購入したコンデンサ・マイクを、末永く使用し
たいと思うならば、ポップガードは必ず使用するべきでしょう。
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