既に50MHzは500Wの免許を受けていますが、VHFテレビの2chを使用している
地域にもかかわらず、意外とインターフェアには悩まされなかったバンドで
す。
指向性のあるビームアンテナを地上高20m近くまで上げているので、アンテ
ナ系は理想的な動作になっていると思われます。
(他のアンテナとの干渉は、無視出来るでしょう)
電波防護指針の検査関連で、総合通信局の検査官から「ビームアンテナを使
用した方が、サイドローブが抑えられ、良好な結果が得られる」と聞いてお
りましたが、インターフェアの問題も同じ結論に至るのかもしれません。
さて、kW変更の許可が降りた後、約900Wで試験電波を発射してみましたが、
テレビに対する障害は皆無でした。
また、VHFですので、オーディオアンプ系などへの障害は普通は起こりません
ので、あっさりと障害の無いことが確認できました。
私の自宅は「第一種住専地域」ですので、50m以内に病院などの重要施設や、
150MHz帯を使用する業務局などあるハズが無く、総合通信局に提出する事前
調査データも簡単なものになります。
ところで、50MHzのkW用としてRFインクワィアリーのLP6M3Kを用意しましたが、
このフィルターは値段の割には秀逸です。
既に、製造完了となっており、これからkWを目指す人には残念ですね。
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