現代は、PCのサウンドカードのDSPを使用し、発振器やスペアナがソフ
トで実現できる時代となりました。
SSB送信機の調整に必要なツートーン・ジェネレーターを、あえてディ
スクリートで作ってみるのも、21世紀だからこそ、オツなものかも知れ
ません。
☆ツートーン・ジェネレーター
おなじみ、タカチの小さなプラスチック・ケースに収められた「ピュア
なアナログのツートーン・ジェネレーター」です。
回路は、CO-1303Gそのものです。
意外と新しく、2003年に製作したものです。
☆パンドラの箱を開けてみたら....
固定インダクターを使用した発振器ですが、原典はCO-1303Gの回路図で
す。
この固定インダクターは、1990年頃でしょうか、横浜のエジソンプラザ
の二階にあったジャンク屋で、関東地方では大雪が降り、結構大きな地
震があった日に購入したものです。
時は流れ、21世紀になったある日、仕事の関係で横浜に出張した際に、
私はエジソンプラザを訪ねてみました。
一階のトヨムラや二階の共立は既に無く、見るものも乏しくなったジャ
ンク屋の痕跡が細々と営業しているだけでした。
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