私は法を逸脱するような手段を使用して、HiFiなSSBを送信したいとは
思っていません。送信帯域は法令どおり....で、あるべきですよね。
それでは、まず、音質改善前に平均変調度を上げてみましょう。
それが↓上段のコンプレッサー。
コンプレッサーとしては、DBXの166XLを使用しています。
本来、変調器の前段には帯域分割型のコンプレッサを入れるべきでしょ
うが、そんなモノを買えるオカネは持っていません。
AM放送では、変調度を上げるために帯域分割コンプレッサを掛けていま
すし、今日のFM放送でも同様です。
しかし、帯域分割せずとも....、
DBXのコンプレッサは、放送現場でも使用できる物もあり、とりあえず
我々が使用するには166XLスペックは十分なようです。
この程度の安物のコンプレッサーでも、トランシーバー内蔵、あるいは
外付けの無線関係の周辺機器とは雲泥の差があります。
帯域分割によるコンプレッションが出来ませんので、写真で見える様に
231を使用して周波数特性を補正し、送信機のALC/AGCを期待してコンプ
レッションを掛けています。
実際のところ、DSP変調の無線機は、ソココソ使えるマイクアンプ回路
が搭載されているようですので、トータルとしては旨く働いているよう
です。
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