山の上へ「壊れたてのラジヲ」を持って行っても....と言いながら、山の上
で「ラジヲを壊して」しまいました。
☆基板からミニジャックが剥離。
IC-910背面のKEYジャックが基板から剥離してしまいました。
たったこれだけの故障で、A1のCW運用が「全く」不能になります。
なにしろ、電波(搬送波)が出なくなるのですから。
昔ながらの無線機はPLATE/LOAD/PRESELECTORの同調作業が必要でしたので、
MODEをCWにしてPTTやMOXスイッチの操作でCWが送信できたのですが、最近の
無線機ではそうは行きません。
おまけにIC-910にはHF機(IC-756PROUやIC-7000など)のようにMODEにAMが無
く、当然のようにメモリーキーヤー機能もありません。
このように山の上でミニジャック一つ壊れたら「オシマイ」なのです。
抜き差しの頻度が高いKEYジャックが基板から剥離する可能性が高いという
ことは、CW運用の機会が多い人には「IC-910にアキレス腱」があることに留
意しなければならないと言う事なのでしょう。
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