FT-817も購入してから6年経ちましたので、そろそろオーバーホールの時期
です。
今春に拡張された7MHz帯の周波数拡張対応・改造をしなければならないとこ
ろでしたが、それもちょうど良い機会です。
そこで、メーカーのサービスへ点検調整に出すことにしました。
☆やっと完了。
8月末日に依頼して、帰って来たのが10月です。
いくらなんでも、これじゃ時間が掛かりすぎですよね〜。
....と文句を言いたくなる私でしたが、「無料」でしたので「まぁ、仕方が
無いか....」とアッサリ納得するワタクシでした。Hi
タダでやってもらえるなら、文句はありません。
(→3.5/7MHz帯の拡張対応改造だけなら無料で実施してくれます)
☆発振周波数の安定化。
皆さん、既にやっておられる事だとは思いますが、遅ればせながら私もPLL
の基準発振をTCXO化しました。
144MHz帯ぐらいだと気になりませんが430MHz帯ともなると自分自身の周波数
が漂動していることに気がつきます。
かつてFT-847を使用したことがありますが、普通の水晶発振で430MHz帯まで
カバーするのは無理があるようです。
☆フル・オプション化。
コリンズのメカフィルも入れてありますので、これでフル・オプション化が
完了しました。
FT-401Sの「盛りだくさん」なオプションを思い出すと、隔世の感がします。
こんな小さな無線機ですが、出力を除くとFT-401よりは高性能ですよねぇ。
時代は進んだものです。
☆「周波数安定^2」化。
FT-817はUTV-1200B2Pの親機として使用します。
このたび、UTV-1200B2Pの原発振もPLLによる安定化を実施しましたので、当
局の移動運用時の周波数安定度は飛躍的に改善されたものとなりました。
だから....と言って、コンテストのスコアが上がるワケでも何でもありませ
ん。単なる「自己満足」に過ぎないのです。Hi
☆改造・整備明細。
無料なので贅沢を言えませんが、そこそこの点検整備調整を実施してくれた
ようです。
手元に戻ったFT-817を触ってみると、おおよそ「何を点検したか」が解りま
すが、なんとなくトクをした気分になりました。
さて、今回の保守点検がこの無線機の折り返し地点でしょう。あとは潰れる
まで、このまま使い切ることになります。
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