ヤンガーステージの故障。


  アマチュア無線を始めて30年になりますので自宅の固定局をkW化しようと思

  いましたが、ソレナリの無線機を揃えなければなりません。

  国の検査を受ける事を前提に、リニアとの連動などを考慮するとICOMの新品

  を揃える....という選択肢に落ち着きました。

  

  新品で大型の無線機器を揃えるのは、そう滅多にあることじゃありません。

  

  ☆我が家の主力機器。

  

  IC-756PROUを購入して間もなく、送信出力が全く出なくなるという故障に

  遭遇しました。

  電子立国「日本」の電気製品にしては「お粗末」だなぁ....と思いましたが、

  昨今の家電製品とか自動車のリコールの嵐を思うと、「趣味の無線機」の初

  期故障ぐらいに驚いていてはイケないのでしょう....。

  

  ☆保証で修理した結果。

     

  帰ってきた機器に付いている修理伝票を見ると、RFユニットの送信用ICが故

  障したので交換・修理したようです。

  そして今後の対策として保護ダイオードを挿入する改造が実施されました。

  何が故障の原因かハッキリしませんでしたが、その後にリニアを購入して送

  信出力をkW化しても同じ箇所の故障は再発していません。

  よって、今回の故障は初期不良であったとも考えられます。

  

  そういえば、以前使用していたIC-746も同じ段が故障しました。

  PAの前段ってIcom製品のアキレス腱なんでしょうかねぇ....。

  IC-746が修理から戻ってきた際の修理伝票には「ヤンガー・ステージの故障」

  と書いてありましたが、きょうび、「ヤンガー・ステージ」と言われても、

  解る人は少なくなっているんじゃ無いかなぁ....と思いました。Hi

  

  個人的には、そういう表現のセンスは好きなんですが....。

  

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