悪戦苦闘


  新しいPCを使ってみましたが、どうもシックリと馴染みません。

  BIOSによるBOOTの段階で、接続したUSB機器を認識したり、しなかったり。

  ちょいと挙動が妙な時があるので、BIOSのバグだろうと思いGIGABYTEのサイ

  トで新しいBIOSを探しましたが、まだ初期リリース版しかありません。

  

  システムの安定性にかかわる問題を、指をくわえて待っていてもラチがあが

  りませんので、サッサとマザーボードを替えることにしました。

  

  ☆我が家では実績のあるASUS。

     

  代替として選んだのは、ご覧のASUS社「P5QPL-VM EPU」。

  
  先代のP5QPL-VMは当局の無線専用PCに採用したマザーボードとして使用実績

  がありますし、もちろん、GIGABYTEのマザーで気になったPOST時の問題など

  は「ノー・プロブレム」でありした。さすが、ASUSですな。

  私は永年ASUSのボードを使用しており、奇妙な挙動に対する対策の設定など

  を直感的に行うことが出来る点は、他社の製品には無いアドバンテージとな

  っています。

  

  さて、マザーボードを交換し、やっと安定したか....と思えた「我が家の、

  新PC」。でも、まだまだ「落とし穴」がありました。

  

   BIOSのPOSTでフリーズする。

   OSが突然落ちる

   デバイスドライバーの深刻なバグが報告される。

   メモリ・リード・エラーが報告される。

   ....等々。

  何が悪いんでしょうかネ。

  

  そこで、BOOT時のシーケンスを詳細に表示させてみると、メモリ・テストで

  引っかかっる場合がある事がわかりました。

  

  ☆久しぶりに遭遇したメモリの問題。

     

  このPCは「互換機の本場、台湾」の某メーカーのメモリでデュアル構成にし

  ていますが、試しにメモリをシングルにするとBIOS段階でフリーズすること

  はありません。

  どうもメモリ廻りが怪しいようですね。

  

  そこで、検証として、別のPCで使用している「韓流メモリ」サムソンの2Gを

  持ってきてデュアルで装填してみると、期待通りの結果で、特に問題も起き

  ず快適に作動しました。

  これで、諸問題はメモリに起因していることが検証されました。

  

  そこまでわかると、対策は簡単。

  

  日本橋で「素性のハッキリした韓流メモリ」(ん?....不思議なフレーズだ)

  を手に入れれば、もう「誰でもパソコン・チェゴ・サングン」状態。(笑)

  「テレサ・テン」と「オーヤン・フィー・フィー」から、「キョン・ミリ」

  と「ホン・リナ」の二枚挿しに交換すれば、安定した「居間の新PCの完成」

  でありますね。

  「ヤン・ミギョン」と「イ・ヨンエ」の二枚挿しで無いところが、私の趣味

  なんですが....。(何と、わかりにくいたとえだ....こと)

  

  昔はメモリでソレナリに苦労したものですが、いまさら某巨大家電チェーン

  のPCコーナーで販売している「二枚組」のパッケージ製品でハマるとは、夢

  にも思っていませんでした。(ちと大げさか?)

  

  ☆韓流のつもりが....

     

  熱ものに懲りてナマスを吹くワケじゃありませんが、新しいメモリはショッ

  プブランドPCを販売している「パラダイス」にて「お宅で店頭カスタマイズ

  するときに使ってるモノをちょうだい....」と指定。

  そのブツはサムソンかA-DATA製だということで、在庫があったA-DATAのメモ

  リを購入しました。

  

  A-DATAは台湾のメーカーですので残念ながら「韓流メモリ」とはなりません

  でしたが、「インリン」と「ビビアン・スー」ぐらいにはなった事でしょう。 

  いや、もしかしたらチップはエルピーダ製かも知れませんので「一青窈」か

  も知れません....デス。

  

  ☆由緒正しい....「御用達メモリ」を装填。

    

  「ドスブイ天国」というショップを、秋葉原時代から含め、もう二十年近く

  使用していますが、現在、そこの「出来合いのPC」も使用しています。

  価格が安いので中味も....と思いがちですが、結構イケてるパーツを使って

  いるんですねぇ。

  

  今回、痛い目に遭って、よーくわかりました。

  

  さて、これで、何とかなるでしょう。

  

  ☆再び....、「やっと完成」。

     

  ひょっとしたら、GIGABYTEのマザーボードの不具合はメモリが起因していた

  のかも知れませんが、勝手知りたるASUSのボードに替えたから故に原因の発

  見が早かったのも事実です。

  

  もう、私自身、過去のような「ベンチマーク・ヲタク」でもありませんし、

  今やパソコンは生活道具の一つとなった時代ですから、「安定」が最も要求

  されるスペックであります。

  そう考えると、今も昔も、パーツ類は「慣れたブツを使う」というのがゴー

  ルへの近道なのかも知れませんねぇ。

  

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