政治家の三代目が普通なら、ウチの無線用PCも....


  伝統芸能の世界には「世襲」という制度があるようです。

  確かに、芸能や芸術の世界では、音感などの感受能力や運動能力などの表現

  能力に対し、遺伝の影響が無視できないものがあるのかも知れません。

  しかし、江戸時代じゃあるまいし現代の政治や経営に携わる者が相も変わら

  ず「世襲」を望んでも、如何なものでしょうかねぇ。

  まぁ、世襲しても後継者の中味がシッカリしておればマシなのですが。Hi

  

  さて、当局の無線専用PCもズイブン年季が入ってきました。

  ソフトやデータを世襲させ、三代目に更新する時期が近づいたようです。

  

  ☆二代目のフェイス。ちと古臭いかな?

  

  このPCはアマチュア無線専用PCの二代目で、1999年に投入しました。

  その後、2002年にマザーボードを交換。

  Celeron-1.4GをMicroATXマザーに載せていますが、汎用拡張バスがPCIにな

  りシリアルポート増設カードの設定が楽でした。

  

  初代専用PCも、MicroATXマザーで同じようなケースに入れて構築していまし

  たが、ISAバスにシリアル増設カードをグサグサと挿して構成しておりまし

  たので、初期設定に大変苦労した思い出があります。

  

  さて、以前、一度交換したファンのベアリングが再び寿命に達したのか、筐

  体内からカラカラと異音が聞こえ始めました。

  他の部品の寿命も全うしているようですし、そろそろ引退時期が近づいたよ

  うです。

  

  ☆「何とか」の法則。

    

  以前、「何とか」の法則という言葉が流行りましたが、永らく使用したPCを

  移動させたりすると「動作しなくなる」ような傾向は確かにありますネ。

  案の定、二代目PCをラックから引き出して机の上に乗せ、ケースを開けるだ

  けで動作が不安定になりました。

  サッサとデータを吸い出さないと、バックアップ・ファイルを展開しなけれ

  ばならなくなりますゾ。Hi

  

  ☆「三代目」の部材。

    

  仕事場に近いPCショップは「ヨドバシ」なんですが、日本橋の「ジョーシン」

  で部材を一式購入しました。

   理由は....

     1.日頃の家電購入時に溜めたポイントカードが使える。(互角)

     2.荷物を持って帰るときの利便性。(上六から始発電車に乗れる)

     3.キワモノな品揃えは流石に日本橋。(シリアルのブラケットがある)

  などですが、家電購入時に蓄積したポイントの還元の効果は大きく、我が家

  の近所にも店舗のある店に軍配が上がります。

  ヨドバシも、コジマほど店舗網が増えればヨイのですが。

  

  ☆とりあえず、組み立て完了。

    

  ASUSのP5QPL-VMに、Core2Duo/E7500、HDD/1TB、DDR-2/4Gなどを搭載してみ

  ました。

  これにアイ・オーの「フル・ハイト」のシリアル増設カードを2枚挿します。

  

  思い出せば、20年前にPC-9801RXを買う際に秋葉原で25万円ぐらい払ったも

  のです。

  家電購入時のポイント還元でソコソコのPCが完成しちゃう時代が来るとは、

  当時は夢にも思いませんでした。

  長生きするもんですなぁ。Hi

    

  ☆このスペースに収まることに注目。

    

  最近のケースはPentium-4の時代に比べ「厚みが増しました」。

  特に「フル・ハイトの拡張カードが挿せるケース」の厚みは150mm以上のも

  のばかりです。

  シリアル・ポートの増設を考えるとケース選びに難儀したのですが、あの有

  名な「オウルテック」のケースが解決してくれました。

  おそらく、このケースが「最も薄い」フル・ハイト拡張カード使用可能なMi

  croATXケースだと思われます。

  

  ただ、小さなケースなので排気ファンが高回転仕様であり騒音が激しいので、

  ケース・ファンは2つとも交換しました。

  

  ☆デュアル・モニターも即席で完成。

    

  マザーボードにG41系を採用したので、デュアル・モニター環境が簡単に構

  築出来ました。

  クラスター情報や暇つぶしのネット・サーフィン情報をシャープの16寸デジ

  タルテレビに表示させています。

  

  今日は、CQWPX-RTTYがありましたのでkWでガンガン出てみましたが、廻り込

  みなどの問題は皆無で、快適な運用が出来ました。

  

  かように、時代と共に進化する「三代目」は大昔のOSではありませんので、

  漢字も得意なようですよ。(HiHi)

  

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