☆マイクゲインの不足を補う


  IC-726は、マイク入力の感度が低目です....。いや、「低すぎます」。

  ICOMの純正ハンディマイクでさえ、マイクゲインを最大にして「怒鳴

  り散らし」ても、SSBの変調音声が潰れま....せん。Hi

  回路図を見ると、VRのATT(これがMic-Gain)を経由した後、1石アンプ

  を経てバラモジに入って行くと言う、驚くシンプルさです。

  マイクアンプ入りの卓上コンデンサ・マイクを前提にでもしているの

  でしょうか....??

  

  と言う事で、多くのIC-726ユーザー方は、既製品のスピーチプロセッ

  サやマイク・コンプレッサを使用されていますね。

  

  しかし、安く手に入れた無線機本体に、そんな高価なモノを用意する

  のはアホらしい....、と言う事で、マイク・コンプレッサを製作して

  みました。

  

  ☆名付けて「ハッタリ半蔵くん」。

  

  

  IC-726のマイクアンプが1石ならば、こちらも1石です。

  中味は「FCZの1石マイク・コンプレッサ」であります。

  モニター受信機で、その音を聞いてみると「トークパワー4倍」のよ

  うな「ハッタリの効いた"音"」がするじゃないですか....。

  いや、「DX-Pull-ON」の音かも知れません。

  まぁ、期待せずに波形を見たら、案の定....でありまして、単にバッ

  チイ音になっただけ....なのかも知れませんが、「時代遅れのDXer」

  のような音は「なかなか、雰囲気が出ますねぇ」。Hi

  

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