今年も、発電機を携行した移動運用を一度も行わないあいだに移動シー
ズンが終わってしまおうとしています。
機械は時々使わなければ長持ちしないものですが、頻繁に使わなくなっ
てしまった発電機のメンテナンスなんて、せいぜい年に一度のオイル交
換ぐらいしかできないものですね。
☆今年も、ガソリンをちょいと入れて....
2台の発電機は、昨年の秋にタンクやキャブからガソリンを抜き、オイ
ルを交換してから、丸一年倉庫の中に保管しっぱなしでした。
キャブが乾燥した状態からだと、Eu-9iは「数回」スターターを引けば
起動しますが、Eu-16iは「腕が痛くなるまで」頑張らなければ起動しま
せんね。
キャブにガソリンが浸透し、気化するまでソレナリの時間が掛かるので
すが、一旦ドレンを緩めてガソリンを通してやると「翌日の筋肉痛」を
回避できます。
そういえば、私が自動二輪の免許を取得した時の単車にはセルが付いて
いませんでしたのでキック始動するのに苦労したものでした。
CB400。HAWK何とか....でもない、古い車種でしたかねぇ。
今はどうか知りませんが、30年ほど前は、倒した単車を起こせて、キッ
クで始動できれば、中型自動二輪の免許は貰えました。
重い発電機を空気の薄い山の上に持ち上げて、スターターをエイヤッ、
エイヤッと引っ張っていると、単車の免許を取った頃のことを思い出し
ます。
☆オイルの交換。
Eu-9iもEu-16iも、オイルは見た目には劣化が進んでいませんでした。
しかし、定期点検ですから「無条件交換」しておきましょう。
☆安物のオイル。でもホンダの純正。
戦後の「起業成功物語」と言えば、ソニーとホンダでしょう。
宣伝部の人々も作業着を羽織っていた両雄でありますが、ソニーはGEの
ように金融の世界に走ってしまいそうですね。
モノ作りの企業としては、今後はホンダしか残らないのかも知れません。
そのホンダと言えども、こんな「キワモノ」は関連会社で作っているよ
うであります。
どこかの「おぼっちゃん」も、レーシングカーばかり作ってるんじゃな
く、耕運機や発電機でも作ってみたら、世のため人のために生きれるの
では無いでしょうかねぇ。
ま、そんなことはともかく、スーパーカブを作っている会社がラインナ
ップする発電機は、燃費もソコソコだし壊れる事が無いので信頼できま
すね。
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