やっと会場に着いた後は、開会の時間まで暇つぶし。
例年のようにJ-WAVEの「kiss and hug」を聞きながらサンドイッチで朝食
を取りました。
SHELLYチャンの可愛い声を聞きながらパンをハグハグ、コーヒーをチュー
チューしているとS&B食品提供「HUG HUG CHU CHU」の時間に。
東京ではJ-WAVEしか聞きませんでしたが、ここは不景気な時代でも相変わ
らず銘柄スポンサーがタイム提供についているんですね。
もはや、FM媒体を使用した広告戦略としては、東京単で十分な時代なので
しょうか。
☆相も変わらず「どこぞの老人」の挨拶で幕が開く。
昨年「逆ギレ暴走」したエスカレーターも、無事、修理したようです。
その下では、「開会の挨拶」が始まっているようですが、老人の会長がム
ニャムニャ言ってる内容を理解しようとするとトテも疲れます。
で、そんなのを聞くのはヤメて、会場の外に出て一服です。
一服していると、老害執行部を批判している老人達の会話が聞こえてきま
すので、軽く会釈を返したりしているうちに、あのゲート前の混雑も解消
され、ス〜っと会場に入れるようになるのです。
☆会場に入ってスグの一等地にある「井上電機」のブースでは。
参考出品としてIC-9100が展示されていました。
型番がIC-9100ですので最初は「IC-911/910の後継機」のように思われま
した。
910/911より大型化しましたので、ひょっとしたら2400MHzまで対応か?
昨年、関西の一部ではマイナーな「2400MHz祭り」もありましたしね。
それにしては....、背面にやたらと....
☆背面には、やたら多い同軸コネクター。
同軸コネクターが多いですね。まさか、これって、5600MHzも?
と思い、改めて展示デコやパンフを見ると....
☆な〜んだ。
IC-9100は、HF〜1200MHzの広帯域なトランシーバーだということでした。
しかし、同じようなコンセプトの広帯域機器であるケンウッドのTS-2000
に比べると筐体がかなり大きいので、私の移動運用の用途には「△」です。
「臥体が大きいし、重そうだし〜!!」
井上電機の従業員の方って、マッチョな人が多いんでしょうかねぇ。
まぁ、自宅などの固定局で、HFからSHFまで幅広くオンエアし、ついでに
衛星通信も....という用途には向いているのかも知れません。
あるいは関西VHFコンテストや奈良コンテストのように28〜1200MHzまで出
なければならないシーンには便利そうです。
たぶん、そんなことを実際にやっている某局たちが、鉛筆をナメナメしな
がら企画して作ったんでしょう。Hi
IC-7400やIC-910/911も設計が古くなってきたので、後継機がどうなるの
やら....とは思っていましたが、今後はこのIC-9100に集約されて行くん
でしょうか。
ただ、液晶パネルはカラーの方が見栄えしますが、強烈なライバル機が無
い分野だからモノクロでも十分だという判断なのでしょう。Hi
小さなクルマでの運用は、もっとコンパクトな「IC-7000+UTV-1200B2P」
で十分だと思いましたが、マーケットはどう判断するんでしょうか?
☆伝統の「春日無線」では。
オーディオ不況で音響メーカーはボロボロになっていますが、ここも会社
の経営が思わしくありません。(でした)
経営統合したビクターの液晶テレビをプレゼンに使用している「老舗メー
カー」の久々の新製品なので、ワクワクしながら展示されたモックを眺め
ました。
そういえば、ハムフェアで「キャンギャルみたいなの」が居るのは春日さ
んのところダケになってしまいましたね。
ビッグサイトの喫煙所に居ると、垢抜けした若い女性が私服で煙草をブカ
ブカ吹かしている姿に遭遇します。
キャンギャルなどイベント関連の仕事の人と見受けますが、今や彼女達の
仕事は世間の「営業マン」と変わらない状態なのでしょう。
イヤミのない笑顔を絶やさず、バカでも解るように丁寧に説明し、いやな
相手にも顔色を変えず対応するのが「お仕事」。
それは、相当、ストレスが溜まりそう〜♪
企業の採用担当の皆さん、学生時代にキャンギャルをしていた人を色眼鏡
で見ず、ストレスへの耐性が必要な営業職種で試用してみては如何?。Hi
☆それはキャン...じゃなく、私が以前に使っていたTS-570....
目の前の展示機器のコンセプトは「かつてのTS-570に、IF-DSPを装備した
ダケ?」のようにしか見えません。
少し、ガッカリ....。
メーカー自らTS-670、680、690、570の系譜につながる機器と位置づけて
いたプレゼンでしたが、現行のTS-480はどうなったのでしょうかネ。Hi
残念ですが、TS-570のIF-DSP搭載化って、十数年前に私が欲しかった機能
なんですが、もうズイブン時も流れていますので、今更....と思いました。
ただ、あのシリーズの筐体の大きさは、可搬性・操作系・スペースファク
ターなどの点で移動運用にピッタリです。
狭いクルマの中でセッティング作業をする際、片手で持てる無線機器がど
れほど助かるか....、は、実際にやった人でなければ解らない話でしょう。
さて、世の中の商品選択の基準には、「○○社のファン」だからという積
極的なものもあれば、「アンチ××社」だからという消極的なものもある
でしょう。
この新製品、今後、東京ハイパワーのリニアなど他社周辺機器とのI/Fが
スマートにまとまれば、マーケットでそれなりに評価されるかも知れませ
んね。
☆なんとなく、春日の新製品と組み合わせてみたいリニアが....。
TS-580?とペアで使用するのに、デザインもバンドもマッチした新しいリ
ニア・アンプが東京ハイパワーから出展されていました。
並んだ二台は同じようなスペック(HF〜50MHz、500WPEPぐらい)ですが、電
源部に違いがあり、古典的なトランス方式とスイッチング電源方式のふた
パターンを出展していました。
トランス式は重いので、老人大国のアマチュア無線界では大勢の方の腰に
悪い影響を及ぼすものと思われます。Hi
☆私は、軽量なのがよい。
昨年発売されたHL-1.1k-FXは定価が300k円もしますが、あれだけ高いと手
が出ません。Hi
このHL-550FX、一体いくらで市場に登場するのでしょうか?
来年の夏頃が楽しみですね。
まぁ、この程度のゲタを使っても200W型トランシーバーと互角になるのが
関の山、過度の期待は禁物ですが。
厚生年金と企業年金をダブルで貰っている人や、天下りを繰り返して退職
金を何度も貰った元高級官僚ならば、こんなもの何台でも買えるんでしょ
うねぇ。ウラヤマシイ。
☆「羽毛が二倍!!、二倍!!」並の危険なゲタ増強ツール。
トランスレス・ラジオじゃなくトランスレス・リニアを作っているメーカ
ーが、リニアの出力合成装置を発表していました。
リニア本体の状態監視などをどうやっているのでしょうか。
出力バランスが崩れた時にはALCで押さえちゃう....んだそうですが、怖
いと言うかナンと言うか、思い切った発想の機械ですよねぇ。
もちろん、それで落成・変更検査が通らなければ何の意味もありませんが。
☆ウケ狙いが、意外な展開に。
今後いつまで生きているか知りませんが、死ぬまでの間の暇つぶしとして
DXCCを集めることにしました。(それを東京へ出発する数時間前に決定)
非道な勤務先から転勤をカマされたサラリーマンには、No.1やオナーロー
ルなんて絶対に無理ですが、「○○ダケでやる○○の○○」は、まだ誰も
やっていない新鮮さがあるし、転勤戻り族でも不可能ではないでしょう。
そこで、さしあたっての見かけの数字は変わらないけど、時間をかけて手
持ちのカードをボチボチとエンドーズドすることに。
今年も、チェッカーに海老沢さんが登場したらウケると思い、左上のKH0/
JA1DMorNH0Bを作為的に混ぜておいて、お台場の審査に臨みました。
しかし、海老沢さんは別の方のカードをチェックをしていたので、私のカ
ードは「誰か知らない人」(Hi)が担当になり、内心ガッカリ。
ところが、「誰か知らない人」が、この「仕込み」のカードに「反応する・
反応する!!」。まぁ、意外な展開にビックリ。
彼は、横のチェッカーにこのカードをピラピラ見せるわ、当時の信号強度
を私に聞いてくるわ....。
「誰か知らない人」とは、なんとKH0/JA1DMと一緒に運用していた方(NH0B
=JI1JMK)だったのです。
あー驚いた。
(数時間のやっつけ仕事の申請書には不備が多く、お手数を掛けました)
☆ことしも屋上で8J1A狩り、そこでも意外な展開が。
DXCCのカードチェックまでの時間つぶしは、会場の記念局8J1A狩りです。
ビッグサイトの屋上で、今年もATAS-25とFT-817でCWで開店です。
今年は、鉄道模型展が開催され、この同じ屋上では「ミニSL」が走ってお
り、その石炭の煙が非常に酷い状態でした。
こんな店を開いていると、横浜のJH1の某OM氏から声を掛けられました。
その某OM氏は元・電子技術者で、もう定年退職された方のようでしたが、
話がはずみ「仕事からリタイアされる直前の数年間」の話を伺っていると
「NHKスペシャル・電子立国日本」という番組が出来ちゃうほどの興味深
い内容でありました。
その内容は、これから10年以上経たないと書けないような話ですが、そん
な深い話が出来たってのも、同じ趣味なら5分間で相手のレベルが解っち
ゃうところがキッカケとなったのでしょうか。
最近、いろいろな会社の最高経営者(社長)の就任年齢が上昇し、子会社か
らの返り咲き組なども散見されるようになりました。
かつて、苦労を知らない青二才を抜擢し、苦労をした高齢者を邪魔者扱い
して会社から追い出してしまった結果、彼らと共に企業の大切な財産であ
るノウハウも流出してしまった....ことに対する反省があるのでしょうか、
すこーし、世の中の流れが従来の方向からシフトしつつあるようです。
ま、経営は、関係する全ての人の人心の掌握につきるのでしょうが....。
☆今年の収集品
ハムフェアも、年々規模が縮小しています。
昨年よりも通路が広くなりましたし、ジャンクの出品も寂しくなりました。
会場内で、他人と肩や体が触れることも珍しくなりました。
そして会場をウロウロしていたらタダで貰えるモノも少なくなりました。
今年の収集品は、JARDのトートバッグとボトルホルダー、東京ハイパワー
の「恒例」団扇、総務省外郭団体の団扇、ケンウッドのネック・ストラッ
プなどでありました。
今年も敢行した強行軍での東京往復、あ〜疲れた。
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