2010年度 Oceania-DXコンテスト(CW)


  Oceania-DXコンテストを覗いてみました。

  

  ☆いつもの設備

   

  転勤で「失われたン十年」の歴史があるサラリーマン諸氏には、「太平

  洋の雑魚拾い」に「もってこい」のコンテストでありますな。

  私も「失われた十年」を取り戻すべく、結構、楽しめました。

  時間と共にCondxが変わる短波の醍醐味を楽しむのにピッタリな「初心

  者向けのコンテスト」なのかも知れません。

  

  それにしても、同日にはJCCコンテストもありましたので3.5/7MHzは今

  ひとつな状況です。

  10kHz以上は「カオス」で、そこから下はJCCコンテスト参加局に押し出

  された「棺桶の中から和文で交信する光惚の人々」と「CGに飽き足らず

  町村収集に命を掛ける人々」がゴチャゴチャしていました。

  おかげで、数多くの「オージー・ビーフ」を賞味することが出来ません

  でしたので、まことに残念でした。

  

  今はバンドが拡張されたのですから、国内コンテストにおける3.5/7MHz

  のCWは、「もっと上の周波数帯」で開催されるべきだと思います。国際

  慣習にこだわる必要は全くありません。

  また、国内コンテストは出力制限を設けるか、すべてのコンテストで移

  動運用に対して2倍の係数を掛けるルールを導入すべきでしょう。

  でなければ、21世紀のジャミングとは、日本のアマチュア局だと言われ

  るかも知れませんよ。

  たかが50Wでも、山の上でフルサイズのアンテナを展開するとDXからパ

  イルを浴びてしまい、目的の国内コンテストのスタートに出遅れた経験

  が私には多々ありますが、電波はよく飛ぶものです。

  

  私は、国内コンテストは移動運用が基本ですが、狭い日本の「お祭り」

  で、世界中に迷惑を掛けたくない....という配慮からなのであります。

  

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