海の彼方では、「まだ何もしていないオバマさん」にノーベル平和賞が
授与されるそうですね。
なんだか世の中全体、ハッタリだけで評価されるような時代となってき
たようですが、それで良いのでしょうか?
調子のいいハッタリも最後は辻褄が合わなくなり、ツケの押し付け合い
になるだけなんですがねぇ。
その典型が、バブル経済の崩壊であり、サブプライム住宅ローン問題で
あると思うのですが....。
☆ハッタリの無い、屁のような移動運用設備@。
懸念された台風も去った今週末は天気も回復しましたので、予定にはあ
りませんでしたが、「全市全郡コンテスト」に移動運用で参加すること
になりました。
某OMが「秋季2400MHzまつり」を実施するそうなので、先日「(不)定期
点検」をから戻ってきた我が家のUTV-1200B2P、UTV-2400B2P、FT-817の
試用の場としては、持って来いの機会です。
しかし、JCC/JCGコンテストに、2400MHzのCWでQRVする局なんて、何局
居るのでしょうか?
☆ハッタリの無い、屁のような移動運用設備A。
いつものように、マイクロ波のアンテナはこのような小さなもので済ま
せています。
ハッタリも無い、屁のような設備です。
「何とかと煙は高いところに....」と言われますが、波長の短い電波を
使う場合は、バカでかい設備を用意するよりも、ひたすら「何とか」に
ならなければなりません。
しかし、野生動物の越冬や冬眠が近づいてくる秋も深まった夜山に登る
のは、別な意味で「何とか」の度合いが高い「スリリングな行為」なの
かも知れません。Hi
☆もっとスリリングな「壊れたてのラジヲ」の作り方....
誰かが何処かで書いてましたが、無線機メーカーには「HF屋」と「V/U
HF屋」に加え「SHF屋」の派閥....いやいや「系譜」があるそうです。
そういえば、このIC-910は「V/UHF屋」が作ったような無線機ですね。
細かいところで言うと、筐体はソコソコの大きさなのに電鍵を接続する
キー・ジャックがミニプラグの規格なのは、その最たる例でしょう。
「HF屋」が作る無線機は、IC-7000のような小型機でも標準プラグの規
格を採用しています。
この、キー・ジャックのような使用頻度の高い端子が、基板直付けのミ
ニジャックだと耐久性に難が出るのは「当たり前田の何とやら....」で
ありますが。
さて、コンテスト当日、アンテナも建て、無線機器もセッティングがほ
ぼ完了し、あとはPCと無線機の接続のみとなりました。
その作業中に、手元に「ぐにゃっ」という気色悪い感触が残りました。
そう、無線機の電鍵接続ジャックにプラグを挿入したら、ジャックの部
品が基板から剥離してしまったのです。
ジャックの部品は小さな「足」だし、半田も「てんこ盛り」にしていな
いので、部品と基板の半田付けがヤワイ構造です。
手持ちの無線機器を定期的にメンテナンスして、「壊れたてのラジヲ」
の前で途方に暮れることのないように....、と心がけていたのですが、
このような設計・製造上の「弱点」に対する対処は難しいですね。
部品の経年劣化より早く、ユーザーを不幸のドン底に突き落としにやっ
てくるので、たまりません。
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