2009年度 全市全郡コンテスト 


  海の彼方では、「まだ何もしていないオバマさん」にノーベル平和賞が

  授与されるそうですね。

  

  なんだか世の中全体、ハッタリだけで評価されるような時代となってき

  たようですが、それで良いのでしょうか?

  調子のいいハッタリも最後は辻褄が合わなくなり、ツケの押し付け合い

  になるだけなんですがねぇ。

  その典型が、バブル経済の崩壊であり、サブプライム住宅ローン問題で

  あると思うのですが....。

  

  ☆ハッタリの無い、屁のような移動運用設備@。

   

  懸念された台風も去った今週末は天気も回復しましたので、予定にはあ

  りませんでしたが、「全市全郡コンテスト」に移動運用で参加すること

  になりました。

  

  某OMが「秋季2400MHzまつり」を実施するそうなので、先日「(不)定期

  点検」をから戻ってきた我が家のUTV-1200B2P、UTV-2400B2P、FT-817の

  試用の場としては、持って来いの機会です。

  

  しかし、JCC/JCGコンテストに、2400MHzのCWでQRVする局なんて、何局

  居るのでしょうか?

  

  ☆ハッタリの無い、屁のような移動運用設備A。

   

  いつものように、マイクロ波のアンテナはこのような小さなもので済ま

  せています。

  ハッタリも無い、屁のような設備です。

  

  「何とかと煙は高いところに....」と言われますが、波長の短い電波を

  使う場合は、バカでかい設備を用意するよりも、ひたすら「何とか」に

  ならなければなりません。

  しかし、野生動物の越冬や冬眠が近づいてくる秋も深まった夜山に登る

  のは、別な意味で「何とか」の度合いが高い「スリリングな行為」なの

  かも知れません。Hi

  

  ☆もっとスリリングな「壊れたてのラジヲ」の作り方....

   

  誰かが何処かで書いてましたが、無線機メーカーには「HF屋」と「V/U

  HF屋」に加え「SHF屋」の派閥....いやいや「系譜」があるそうです。

  そういえば、このIC-910は「V/UHF屋」が作ったような無線機ですね。

  

  細かいところで言うと、筐体はソコソコの大きさなのに電鍵を接続する

  キー・ジャックがミニプラグの規格なのは、その最たる例でしょう。

  「HF屋」が作る無線機は、IC-7000のような小型機でも標準プラグの規

  格を採用しています。

  この、キー・ジャックのような使用頻度の高い端子が、基板直付けのミ

  ニジャックだと耐久性に難が出るのは「当たり前田の何とやら....」で

  ありますが。

  

  さて、コンテスト当日、アンテナも建て、無線機器もセッティングがほ

  ぼ完了し、あとはPCと無線機の接続のみとなりました。

  その作業中に、手元に「ぐにゃっ」という気色悪い感触が残りました。

  そう、無線機の電鍵接続ジャックにプラグを挿入したら、ジャックの部

  品が基板から剥離してしまったのです。

  ジャックの部品は小さな「足」だし、半田も「てんこ盛り」にしていな

  いので、部品と基板の半田付けがヤワイ構造です。

  

  手持ちの無線機器を定期的にメンテナンスして、「壊れたてのラジヲ」

  の前で途方に暮れることのないように....、と心がけていたのですが、

  このような設計・製造上の「弱点」に対する対処は難しいですね。

  部品の経年劣化より早く、ユーザーを不幸のドン底に突き落としにやっ

  てくるので、たまりません。

  

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