当第1四半期の日本経済は、サブプライム住宅ローン問題で混乱する米
国市場を嫌った世界の投資マネーが原油や穀物など資源の先物買いに流
れた結果、円高と原料高の板ばさみ傾向が顕著となり、輸出主体で永ら
く続いた景気回復は足踏み状態となりました....。
(だから、業績悪化はアタシのせいじゃ無いのよ!!ってのは誰かの言葉)
かような、アグレッシブでも素敵でもないドキュメントがヤラセのよう
にドッサリとリリースされる時期となりました。
が、しかし、今日は年に一度のフィールドデー。
ガソリンが高いとかブツクサ言ってないで、行くとこへ行きましょうネ。
☆13時40分発のフェリーにトビノリ....
今回は、目的地へフェリーで向かいます。
走行距離が100kmほど短くなるのでガソリン代は安くなりますし、なん
となく「旅行気分」が味わえるところが、お楽しみでしょ。Hi
ところが、13時40分発のフェリーに乗る予定なのに乗り場に着いたのが
13時24分。もう少しで積み残されるところでした。
起伏の激しい高速道路を速度が出ないクルマで走ってますので、スピー
ド違反とは無縁ですが、所要時間は「案内どおり」でギリギリになって
しまいます。
☆初めて見る光景
長いこと和歌山に住んでいましたが、南海フェリーで「和歌山港発」
の船に乗ったのは初めてのことです。夜間の逆向き航路は何度でも
乗船しましたが....。
21世紀からは取り残された田舎町なんですが、単に住んでるだけで
は解らない事も、ソレナリにあるようですね。
☆船上の日陰は意外と涼しい....
南海フェリーは小松島....じゃなく、今は徳島に向かって快走します。
海上を眺めていると、かつて、三浦半島から房総半島の富津あたりにフ
ェリーで遠征に向かったことを思い出しました。
船上の日陰は意外と涼しく、空調の無い船外に出ても快適でした。
☆眉山に接近
泉南から紀伊半島西岸にかけては、徳島の四国放送(ラジオ・テレビ共)
が良好に受信できます。
そんな放送局の送信所のある山ですから、きっと2400MHzでも大阪方面
にパスが開けていることでしょう。
☆いざ、上陸
乗船がドンケツでしたから、下船(上陸)も最後。
夏の行楽シーズンということもあり乗船率は高かったようで、船から降
ろしてもらうのに時間がソコソコ掛かりました。
☆眉山に登り、設営完了....
住宅街とラブホテルと墓場と病院という、何ともごちゃ混ぜなコラボが
続く道を進むと眉山の駐車場に到達します。
今回は、発電機もポールも無い、お手軽設営ですので、サッサとアンテ
ナなど「外回り」が揃いました。
☆国営放送の基幹送信所とタイマン....、いや怠慢。
奥には国営放送のアンテナが見えますネ。
ロケーションは抜群....かも。
でも、クルマで登れる場所ですから、しれてるのかなぁ。
☆この時点で気が付くべきでした。
2400MHzのループ。怠慢し、取り付け方を失敗しています。
これじゃ「水平偏波」ですから、何のためのビームアンテナか....。
後で気が付いたのですが、時すでに遅しでした。
☆今年の無線機器群。
無線機器はIC-910+UTV-2400B2PとFT-817+UTV-1200B2Pです。
あいかわらずz-LogなのでRadio-control周りの操作系はヨクありません。
そろそろ考えるべきなのかなぁ。
☆要注意....な看板。
マムシは出ませんでしたが、宵の口は花火大会を見るための人々がウロ
ウロしていました。
花火のあとは、火遊びをしようとするヤングたちがウロウロと....。
☆遭遇したムシ。
低い山なので、蚊が居ました。
いやなブヨは居ませんでしたが、百足がアンテナにへばりついていまし
て、うっかり素手で触ったらエライ目に遭うところでした。
☆仕切りなおし。
2400MHzの収穫がサッパリなので運用場所を30mほど移動してみました。
そこで百足と格闘していると、2400MHzのループが水平偏波になってい
ることを発見。
ありゃりゃりゃりゃ....。
30mと言えども運用場所を移動してしまったので、新たに一からコンテ
ストをやり直しましたが、22時30分からではたった3局で種切れになっ
てしまいました。
☆帰途は橋を渡りました。
最近は不景気なのかサービスエリアが終夜営業していなくなっています。
ラーメン定食を食べるためにフェリーじゃなく高速道路を選択したのに、
シーメーを喰うのに100kmも走らなければなりませんでした。
早く、「やらせ」でなく「本当に」景気が回復することを期待しつつ、
今年のフィールドデーは終了しました。
さ、明けた翌日は日曜日なのに、これから仕事へ行かなくっちゃ。
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