2008年度 6m&Downコンテスト。 


  日本の端っこ、北海道・洞爺湖でサミットがあると、遠く離れた大阪で

  は駅のゴミ処理経費が浮いたり、マッピーが職務質問で忙しくなるとい

  う不思議な現象が起こる、今日、このごろ。

  そんな話は忘れて、今日は「年に一度の6m&Downコンテスト」です。

  

  しかし、こんな時期にヤマの上でアンテナを上げていると、おせっかい

  なチクリ屋さんが御注進するので、きっとPCがやって来るでしょう。

  無駄な出動となるマッピーの皆様、ご苦労サマです。Hi

  

  ☆怪しい「たい焼き屋」、深夜の山中で営業中....

  

  実質、梅雨が明けた週末でしたので多少はガスがかかるものの、一等星

  は、かろうじて目視できる夜でした。

  天気が崩れていない真夜中には、蝙蝠や梟の鳴き声が聞こえて不気味な

  ものですが、そんな山中で、発電機を廻しながら黙々と「トン・ツー」

  をやっているヲジさん....。いかにも怪しいですねぇ。

  本人は、日頃の「泳げ!たい焼き君」状態を忘れるため、ストレス発散

  のつもりで移動運用をしているのですが、調子に乗り過ぎて客も居ない

  のに「たい焼き」の暖簾でも出していたら、もっと怪しい雰囲気が出る

  のかも知れません。Hi

  

  ところで、いくら怪しいヲジさんでも、こんな寂しい山中を夜中にクル

  マで通り過ぎる「不思議な人々」ほど不気味なものはありません。

  黒いビニール袋に入れた何かのブツ切りを、人知れず捨てに来る方々も

  居るようですし。

  てなことで、夜半に突然、知らない人に窓をノックされた日にゃ、命が

  100年分縮まると言うものです。Hi

  

  ☆リチャード...じゃなく、マイクロウェーブのギヤです。

  

  今年も、「たい焼き屋」は特殊な道具を持参しました。

  キンカンでもキンチョールでもありません、マキ電機のUTVです。

  しかし、せっかく持っていって設営したのに、今回は「坊主」でした。

  てなことで、次回から2400MHzは廃止することに決定しました。

  

  ☆公開!!、怪しい「たい焼き屋」の調理道具。

  

  七輪でもガスでもありません。

  近代的に、IH調理器でやってマス。Hi

  

  ☆日本の夜明けは近いゾ!!

  

  見難いと思いますが、午前4時過ぎのヤマの上です。

  雲海がたなびくと、藩文雀が出演していた大映テレビのアテンション・

  プリーズを口ずさみたくなるのは中年ヲヤジの証拠ですかねぇ。Hi

  

  日が暮れると活躍し始める「蛾」の皆さんも、ジェットストリームのお

  時間には動きが静かになり、西の空が白み始めると、何処かへ帰ってし

  まいます。

  「蛾」と言うと蝶と違い嫌われたりするものですが、夜中に現れる真っ

  白な蛾を見ていると、何だか不思議な夜の妖精のような気がして、キン

  チョールを吹きかけるのをやめ、ソッと車外に出してあげたくなるもの

  です。

  私は、そんな彼らを「白ピー」と呼んでおります。Hi

  (どこぞの「黒ピー」の名付け親も、実は、私なんですが。)

  

  ☆今回のアンテナなど。

  

  50MHzは5ele、144〜1200MHzはGP、2400MHzはコリニアでした。

  

  今年も気合がイマイチで、夜が明けてから5時間も寝てしまいました。

  アンテナ設営の際にブヨに刺されたらテンションが落ちますが、気合が

  抜けているのではなく体が拒絶反応しているのかも知れません。Hi

  やっと起きたのは10時過ぎで、50MHzを聞くとEスポが出ているのが解り

  ましたが、平地の局が交信する相手は、山の上のビームアンテナでは苦

  しい状況でした。

  のん気にグーグー寝ていたのも悪くは無かったのかも知れません。

  しかし、5時間の睡眠で、50MHzで50局以上はロスしたようです。

  

  ☆夏場ですから「坊主」があるなら「耳無し芳一」も。

  

  夏場には怪談で涼を得るのが日本人の知恵です。

  怪談と言うと「耳無し芳一」と言う怪談があります。

  タチの悪いねーちゃんに手を出して「えらいこと」になった聖職者候補

  を助ける事の難しさが伝わってくる怪談でしたっけ。

  今回の移動運用は、そんな話を思い出すような出来事がありました。

  

  私は今回の移動運用のアンテナ設営時に、手にハメた軍手のキワの部分

  に、念仏じゃ無く「スキンガード」を吹き付けるのを忘れていたのです。

  ブヨちゃんは、しっかりソコを見つけて毒牙で攻撃開始。

  その結果、私の左手は「ドラえもん」の手のように・・・・。

  

  思い出せば、40年前のガキの頃は西吉野村で生活した時期もありますか

  らアブやブヨぐらいは「屁の河童」だった私も、永らくの都会生活?で

  体質がヤワになり、今や薮蚊に刺されただけでアレルギー反応が起こる

  ほどの情けない「都会人」に成り下がってしまったのですかねぇ。

  

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