2007年度 Fielddayコンテスト 


  今年の夏は、本格的な梅雨が続いただけあって水不足の心配は無さそう

  ですが、ズサンな管理による「年金支払い不足」が露見し、行政に対す

  る不信が頂点に達しているようですネ。

  ま、私らの年代はドッチに転んでも「割り勘負け」するらしいので、薔

  薇色?の年金生活は期待しておりませんが、税金ドロボーならぬ「年金

  ドロボー」状態の社会保険庁仕事には呆れ果ててしまいました。

  

  さて、水も年金も関係なく、夏の真っ盛りは「Fielddayコンテスト」。

  公的年金・企業年金・個人年金などのキナ臭〜い行方はしばし忘れ、今

  年もヤマの上からコンテストに参加です。

  

  ☆いつもの「お手軽アンテナ」....

  

  今回は50MHzモノバンドでの参加です。

  4ele-HB9CVを別途架設し4〜6エリアを狙う予定でしたが、実際に架設し

  て試用したところ鹿児島のビーコンがカスカスで期待はずれでしたので、

  コンテスト開始前に撤去してしまいました。

  結局、ポールは1本のみで、アンテナは上からGP、5ele、HB9CVの三段重

  ねとなりました。

  

  ☆そのクローズアップ

  

  最上段は5/8λのGPです。

  私が無線を始めたころは、50MHz帯のGPはムデンの製品がポピュラー

  な時代でした。(正確にはGPでは無く、ブラウンアンテナでしたが)

  まだグラスファイバーのアンテナが登場しておらず、電波の輻射角が

  低くヨク飛ぶと言われた5/8λタイプのGPは市販されていなかったよ

  うに記憶しています。

  

  その下は5eleの八木です。

  6eleだとゲインはあってよろしいのですがサイドが切れすぎるので、

  この5eleぐらいが手頃なようです。

  4eleがベストだと言う方もいらっしゃいますが、サブ・アンテナ無し

  の状況であれば、頷ける話です。

  

  最下段はHB9CV

  京阪神向けに設置しGPと比較してみましたが、無用の長物(Hi)でした。

  

  水平系のサブアンテナとしてスクェアローを使用してみるのも一つの

  方法かなぁと思いますが、垂直偏波のGPだけを使用する局への対応を

  考えると悩むところです。

  

  ☆モノバンドなので、無線機は小型機を1台....

  

  お手軽に小型機(IC-7000)だけしか用意しませんでした。

  しかし、50MHz以上ではCWフィルター未装着局がズレた周波数で呼んで

  来る場合が少なくありませんので余計な操作も必要な場合があります。

  また、モノバンドでの参加の場合、近接周波数でバリバリと賑やかしに

  来る「ご近所さん」の登場時に他のバンドへ逃げる事も出来ません。

  ですから、50MHzダケで出る今回は、ナメずに操作性と性能が満足でき

  る中型以上の無線機器を投入したほうが良かったようです。

  

  なお、右手のID-1は、暇つぶしのインターネット接続用でした。

  

  ☆漁獲量はイマイチ

  

  足元に注目して頂きたいのですが、夏向きな服装に似合わない「靴下」

  を履いています。最近は歳のせいなのか、ヤマに登ると明け方には足元

  から「冷え」てしまい、よろしくありません。

  10年前ぐらいだったら、全く平気だったんですけど。

  

  体の老化は致し方の無いものですが、FM放送から流れる楽曲の平原綾香

  と絢香の区別が付きますので、オツムや感性はまだまだ大丈夫?なよう

  ですが。Hi

  

  ☆今回、出番が無かったもの

  

  冷えるから靴下を履く話ではありませんが、確かに今回は例年よりも気

  温が低めでブヨの攻撃が全くありませんでした。

  てなことで、殺虫剤で攻撃したり、虫除けスプレーで防備したり、それ

  でも刺されて夜中に腫れ上がった部位に薬を塗る必要は、全くありませ

  んでした。

  

  この時期、平地では真夏でもヤマの上では秋の気配がするものですが、

  今回はそれを通り越して、お盆過ぎの雰囲気すら感じられました。

  

  ☆撤収時に使用した虫除けスプレーで咽ていなくても、温泉へ....

  

  コンテスト終了〜撤収後は、いつもの温泉へ向かいました。

  汗を流し体を洗い、露天風呂で景色を楽しみ、ジェット風呂で冷えた腰

  と足先を暖め、サウナでサッパリすれば入浴料の600円は安いものです。

  

  ☆その温泉の場所は....

   

  奈良の「やまおく」です。

  

  ☆もっと具体的に言うと....  

  

  ここは天川村で、そこにある温泉のひとつです。

  

  撤収に手間取らなければ野迫川温泉まで足を伸ばすことも考えましたが、

  帰路が長くなるので今回も天川村の温泉にしました。

  その他、城戸や富貴にも温泉があり、下山の時間が早ければ選択に迷う

  ほど温泉に恵まれた地域からの移動運用となっています。

  

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