2006年度 全市全郡コンテスト。 


  秋の3連休は「毎度お馴染みJCC/JCGコンテスト」です。

  この週末には日本に台風が接近していましたが、関東地方に向かうようで

  すので問題は無いでしょう。

  てなことで、いつもの場所に移動運用です。

  

  ☆マルチバンドなのに「お手軽設備」。

  

  今回のアンテナは、ごらんのような「お手軽設備」。

  3.5〜28MHzは逆V。50MHzは2eleHB9CV。144MHz&UPはGPです。

  HFのトライバンドを持参しましたが、初日の強風でうっとおしくなり、上

  げるのをヤメました。

          

  ☆逆Vを張るために。

  

  小型脚立に水の入ったペットボトルをビニルテープを巻き付けて、逆Vの

  簡易アンカーとしました。

  お手軽なものですが、これが意外と重宝しました。

  

  ☆そのクローズアップ。

  

  アメニモマケズ、カゼニモマケズ....、しっかりとアンカーの役目を果た

  してくれますが、カップ麺や熱いコーヒーを我慢しなければなりません。

  さすがに、朝のハミガキだけには少し水を使用しましたが。Hi

  

  ☆今回の無線機

  

  HFはIC-7000、VHF以上はIC-910を使用しました。

  IC-910のサブバンド・ワッチ機能は便利でしたが、CI-V経由でPCに渡さ

  れる周波数データには気をつけなければなりません。

  送信でも受信でもサブバンドでも、ともかく「今」ダイヤルで操作して

  いるバンドの周波数データがPCに送られているのです。

  さて、発売されて時間が経つIC-910ですが、衛星通信でのフルデュープ

  レックスを念頭に設計されているので、二波による同時送受信を行って

  もバンド間のアイソレートが良いですね。

  144MHzでRUNしながら430/1200MHzを何の問題も無くワッチできます。

  

  ところで、テーブルの下にあるのは....

  

  ☆最新鋭「暇つぶし用」トランシーバー登場!!

    

  ICOMが推す「D-STAR」の「DDモード」が可能なトランシーバーです。

  私の運用場所はD-STARの高野山レピータが近いので、インターネットに

  ゲートウェー接続できるでしょう。

  テレビやラジオに継ぐ「第三の暇つぶしの具」にしましょうか?

  

  ところが....

  

  JARLもICOMも情報をリリースしていませんが、D-STARの高野山レピータ

  はDDモードが稼動していません。

  高野山レピータと同一周波数に奈良レピータがありますが、その「遥か

  遠くの方」の奈良レピータにしかアクセス出来ないのです。

  まぁ、モービル用の3段GPで奈良市内のレピータにアクセス出来ちゃい

  ましたので、結果オーライで実用上の問題はありませんが、高野山レピ

  ータが反応しないのは何故でしょうかね〜。

  

  ☆D-STARの応用。

  

  HPを見たり、メールを見たり。何も無いヤマの上から、D-STARのゲート

  ウェー経由でインターネットを利用出来るのは便利ですよね。

  もちろん、総務省の無線局免許情報にもアクセス可能です。

  

  ところで、10月8日の午前、私は「気持ちよく」7MHzでRunしていたので

  すが、そのうちに近接周波数で強力な局が運用を開始。

  当初は「カリカリ」というキークリック音でしたが、ジワジワとQRVす

  る周波数をズラして来て、ついには私が運用する周波数が「乗っ取」ら

  れました。

  その手法、「まことに、お上手」。

  まるで、電車の長椅子にケツをネジ込んで席を確保するオバサンのよう。

  

  と、感心しているばかりではイケません。早速D-STAR経由で総務省の免

  許情報で検索してみるとJM1の某局は1kWの免許を受けているようです。

  こちらは移動局の50Wですのでナメられたのでしょうが、そんな「力ま

  かせの幅寄せバカ」を相手に時間を浪費しても仕方がありませんので、

  サッサと別の周波数に移ることにしました。

  

  かように、暇つぶしだけではなく、無用なトラブルを回避するためにも、

  移動運用時のD-STAR経由による情報収集は有用?なようです。

    

  もちろん、コンテストの際の近接周波数同士のチャンバラは珍しいこと

  ではありません。

  もっと込み合う夕方の3.5MHzで長野の「妖怪氏」と「こすり合い」をし

  ましたが、この500W免許の局からは、ジワジワと移動局の周波数に幅寄

  せしてくるような「性格の悪い行為」が全くありませんでした。

  

  察するに、「持てる実力」も使い方を誤ると、名声に泥を塗る結果にな

  るのかも知れません。

  てなことで、せいぜいアタシもkW局を運用してリニアを使う時は、気を

  つけなくっちゃ。

  

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