秋の3連休は「毎度お馴染みJCC/JCGコンテスト」です。
この週末には日本に台風が接近していましたが、関東地方に向かうようで
すので問題は無いでしょう。
てなことで、いつもの場所に移動運用です。
☆マルチバンドなのに「お手軽設備」。
今回のアンテナは、ごらんのような「お手軽設備」。
3.5〜28MHzは逆V。50MHzは2eleHB9CV。144MHz&UPはGPです。
HFのトライバンドを持参しましたが、初日の強風でうっとおしくなり、上
げるのをヤメました。
☆逆Vを張るために。
小型脚立に水の入ったペットボトルをビニルテープを巻き付けて、逆Vの
簡易アンカーとしました。
お手軽なものですが、これが意外と重宝しました。
☆そのクローズアップ。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ....、しっかりとアンカーの役目を果た
してくれますが、カップ麺や熱いコーヒーを我慢しなければなりません。
さすがに、朝のハミガキだけには少し水を使用しましたが。Hi
☆今回の無線機
HFはIC-7000、VHF以上はIC-910を使用しました。
IC-910のサブバンド・ワッチ機能は便利でしたが、CI-V経由でPCに渡さ
れる周波数データには気をつけなければなりません。
送信でも受信でもサブバンドでも、ともかく「今」ダイヤルで操作して
いるバンドの周波数データがPCに送られているのです。
さて、発売されて時間が経つIC-910ですが、衛星通信でのフルデュープ
レックスを念頭に設計されているので、二波による同時送受信を行って
もバンド間のアイソレートが良いですね。
144MHzでRUNしながら430/1200MHzを何の問題も無くワッチできます。
ところで、テーブルの下にあるのは....
☆最新鋭「暇つぶし用」トランシーバー登場!!
ICOMが推す「D-STAR」の「DDモード」が可能なトランシーバーです。
私の運用場所はD-STARの高野山レピータが近いので、インターネットに
ゲートウェー接続できるでしょう。
テレビやラジオに継ぐ「第三の暇つぶしの具」にしましょうか?
ところが....
JARLもICOMも情報をリリースしていませんが、D-STARの高野山レピータ
はDDモードが稼動していません。
高野山レピータと同一周波数に奈良レピータがありますが、その「遥か
遠くの方」の奈良レピータにしかアクセス出来ないのです。
まぁ、モービル用の3段GPで奈良市内のレピータにアクセス出来ちゃい
ましたので、結果オーライで実用上の問題はありませんが、高野山レピ
ータが反応しないのは何故でしょうかね〜。
☆D-STARの応用。
HPを見たり、メールを見たり。何も無いヤマの上から、D-STARのゲート
ウェー経由でインターネットを利用出来るのは便利ですよね。
もちろん、総務省の無線局免許情報にもアクセス可能です。
ところで、10月8日の午前、私は「気持ちよく」7MHzでRunしていたので
すが、そのうちに近接周波数で強力な局が運用を開始。
当初は「カリカリ」というキークリック音でしたが、ジワジワとQRVす
る周波数をズラして来て、ついには私が運用する周波数が「乗っ取」ら
れました。
その手法、「まことに、お上手」。
まるで、電車の長椅子にケツをネジ込んで席を確保するオバサンのよう。
と、感心しているばかりではイケません。早速D-STAR経由で総務省の免
許情報で検索してみるとJM1の某局は1kWの免許を受けているようです。
こちらは移動局の50Wですのでナメられたのでしょうが、そんな「力ま
かせの幅寄せバカ」を相手に時間を浪費しても仕方がありませんので、
サッサと別の周波数に移ることにしました。
かように、暇つぶしだけではなく、無用なトラブルを回避するためにも、
移動運用時のD-STAR経由による情報収集は有用?なようです。
もちろん、コンテストの際の近接周波数同士のチャンバラは珍しいこと
ではありません。
もっと込み合う夕方の3.5MHzで長野の「妖怪氏」と「こすり合い」をし
ましたが、この500W免許の局からは、ジワジワと移動局の周波数に幅寄
せしてくるような「性格の悪い行為」が全くありませんでした。
察するに、「持てる実力」も使い方を誤ると、名声に泥を塗る結果にな
るのかも知れません。
てなことで、せいぜいアタシもkW局を運用してリニアを使う時は、気を
つけなくっちゃ。
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