今年も吉野郡の「いつもの場所」から6m&Downコンテストに参加しました。
直近に購入した軽のステーションワゴンは、本当に移動運用に適している
のでしょうか...?
今回は、その本格的な検証でもあります。
☆怪しげな↓「軽トラ・シートのタープもどき」登場。
ルーフキャリアに、小ぶりな伸縮物干し竿をマジックテープで固定し、そ
の上に「軽トラ・シート」を被せてみました。
尾根での運用は、横からの陽射しがバカになりませんが、これを見事にシ
ャットアウトし、車内温度の上昇抑制に効果がありました。
キャンピングカーではオーニングなどと言う高価なモノもあるようですし、
小川テントなどからはカーサイド・タープなどと言うモノも発売されてい
ます。
しかし、それらに比べると遥かに安価で、設営も簡単なのが「軽トラ・シ
ート利用のタープもどき」ですね。
さて、今回のクルマには豪華(Hi)にも純正カーテンを付けてあります。
純正カーテンの無いフロントガラスと運転席サイドには、使い古しのテー
ブルクロスを再利用した簡易カーテン(みたいなもの)を付ければ、車内で
の仮眠も快適です。
軽とは言え、寝心地のよいフルフラットシートで休んでいると、長距離の
ドライブの際でも、安宿の予約は必要無さそうですネ。
→ ついつい、仮眠時間が長くなってしまいます。Hi
☆↓アンテナも、ちょいと重装備
今年は、昨年に比べ、少し重装備デス。
まず、ポールは重くて頑丈なフジインダストリーのジュラルミン製を投入。
と、なると、かつて関東でブイブイ言わしてた「50MHzの4ele-HB9CV」の
封印を久しぶりに解かなければなりません。
もちろん、整備した上での投入ですが、現地での設営に時間が掛ります。
同軸も、RG-58Uの細くてシナヤカのをヤメ、重くて曲げ難いが低損失な、
フジクラのFB系を投入しました。
そして、144MHz以上は「赤色の長いGP」の使用です。
これ、昨年の「お手軽」なマスプロやマキの小型ビームを掻き集めた状態
よりは、遥かに実戦的な装備なんです。
当然、これも重くて曲げ難い同軸にN型コネクターと言う低損失装備です。
☆↓無線機は....、シンプルに超小型の現代型のみ。
昨年は、50MHzのみIC-726を使用しましたが、今年はFT-817だけです。
実戦で役に立つのは、もはや、味を出した骨董品では無いでしょうし、そ
れ以上を望むならば、IC-756PROUでも持っていかなければ....。
☆周辺機器
マキ電機の1200MHzのトランスバーターを用意しましたが、残念ながら、
今年も出番はありませんでした。
なお、全バンド5W以下のQRP運用ですが、FT-817単体ではランニング時の
放熱問題がありますので出力を最小に絞り、小型のリニアで5Wまで持ち上
げて運用したのは、昨年と同様です。
☆QRPな証拠
15WのレンジでCW送信時に撮影したものです。
シャッター速度が遅いので、メーターの指針が0〜1W程度まで振れている
ように写っています。
しかし、これでも実際のピークは4W程度出ています。
☆まとめ
今年は、50MHzのアンテナ設備が「世間の水準」に近づきましたが、その
効果はテキメンで、さらにEスポの発生もあり、昨年に比べるとスコアは
大幅に上昇しました。
また、144MHz以上はGPでしたが、ヘタなビーム使用よりはマシでした。
平地では猛暑の一日であったようですが、新車による環境改善も相まって、
高所で涼しく快適なコンテスト参加が楽しめました。
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