2004年度 6m&Downコンテスト。 

  

  今年も吉野郡の「いつもの場所」から6m&Downコンテストに参加しました。

  

  直近に購入した軽のステーションワゴンは、本当に移動運用に適している

  のでしょうか...?

  今回は、その本格的な検証でもあります。

  

  ☆怪しげな↓「軽トラ・シートのタープもどき」登場。

  

  ルーフキャリアに、小ぶりな伸縮物干し竿をマジックテープで固定し、そ

  の上に「軽トラ・シート」を被せてみました。

  尾根での運用は、横からの陽射しがバカになりませんが、これを見事にシ

  ャットアウトし、車内温度の上昇抑制に効果がありました。

  

  キャンピングカーではオーニングなどと言う高価なモノもあるようですし、

  小川テントなどからはカーサイド・タープなどと言うモノも発売されてい

  ます。

  しかし、それらに比べると遥かに安価で、設営も簡単なのが「軽トラ・シ

  ート利用のタープもどき」ですね。

  

  さて、今回のクルマには豪華(Hi)にも純正カーテンを付けてあります。

  純正カーテンの無いフロントガラスと運転席サイドには、使い古しのテー

  ブルクロスを再利用した簡易カーテン(みたいなもの)を付ければ、車内で

  の仮眠も快適です。

  軽とは言え、寝心地のよいフルフラットシートで休んでいると、長距離の

  ドライブの際でも、安宿の予約は必要無さそうですネ。

   → ついつい、仮眠時間が長くなってしまいます。Hi

    

  ☆↓アンテナも、ちょいと装備

  

  今年は、昨年に比べ、少し装備デス。

  

  まず、ポールは重くて頑丈なフジインダストリーのジュラルミン製を投入。

  

  と、なると、かつて関東でブイブイ言わしてた「50MHzの4ele-HB9CV」の

  封印を久しぶりに解かなければなりません。

  もちろん、整備した上での投入ですが、現地での設営に時間が掛ります。

  同軸も、RG-58Uの細くてシナヤカのをヤメ、重くて曲げ難いが低損失な、

  フジクラのFB系を投入しました。

  

  そして、144MHz以上は「赤色の長いGP」の使用です。

  これ、昨年の「お手軽」なマスプロやマキの小型ビームを掻き集めた状態

  よりは、遥かに実戦的な装備なんです。

  当然、これも重くて曲げ難い同軸にN型コネクターと言う低損失装備です。

  

  ☆↓無線機は....、シンプルに超小型の現代型のみ。

  

  昨年は、50MHzのみIC-726を使用しましたが、今年はFT-817だけです。

  実戦で役に立つのは、もはや、味を出した骨董品では無いでしょうし、そ

  れ以上を望むならば、IC-756PROUでも持っていかなければ....。

  

  ☆周辺機器

  

  マキ電機の1200MHzのトランスバーターを用意しましたが、残念ながら、

  今年も出番はありませんでした。

  なお、全バンド5W以下のQRP運用ですが、FT-817単体ではランニング時の

  放熱問題がありますので出力を最小に絞り、小型のリニアで5Wまで持ち上

  げて運用したのは、昨年と同様です。

    

  ☆QRPな証拠

  

  15WのレンジでCW送信時に撮影したものです。

  シャッター速度が遅いので、メーターの指針が0〜1W程度まで振れている

  ように写っています。

  しかし、これでも実際のピークは4W程度出ています。

  

  ☆まとめ

  今年は、50MHzのアンテナ設備が「世間の水準」に近づきましたが、その

  効果はテキメンで、さらにEスポの発生もあり、昨年に比べるとスコアは

  大幅に上昇しました。

  また、144MHz以上はGPでしたが、ヘタなビーム使用よりはマシでした。

  

  平地では猛暑の一日であったようですが、新車による環境改善も相まって、

  高所で涼しく快適なコンテスト参加が楽しめました。

  

  (C) 2001-2004 Hisa. All rights reserved.


Contest