「コンテストに関するページの"玄関"」にも書いてありますが、都市
生活による「移動運用主体のコンテスト参加」が「つまらなく」感じ
る事になった「いわくつきのコンテスト」がJCC&JCGです。
かれこれ「ン年前」になりますが、転勤で「王貞治さん」と同じ都立
大付近の、とある町内に住んでいた頃の話です。
当時は、伊豆などへ移動運用に出かける週末を楽しんでいましたが、
コンテストともなれば、28MHzの超マイナーなCW部門に「皆勤」する
のが通例となっておりました。
28MHzは「空いて」いて気持ちが良いし、ビームアンテナを使えます
ので、50W程度のパワーでも十分な「ストレス解消」になります。Hi
☆↓バックスキャッターが大嫌い!
これは、群馬県・藤岡市の某所から参加した時の結果ですが、当時は
コンテストの参加出力区分が無く「無差別級」でありました。
ですから、「リニア使用の固定局にウロウロ」されると....。
昼間は互角に勝負できるのですが、夜間になるとイケません。
昔の国際線航空便は、日本を発つとアンカレジを経由してアメリカ本
土に向かう迂回ルートでしたが、コンテストの28MHzでリニアを炊く
局の電波も「グアムかサイパンを迂回して日本に"戻って"きます」Hi。
「局とマルチの大票田」である関東平野を一望するロケーションに移
動したとて、草木も眠る丑三時に、6や8方面から「日本中」にバック
スキャッターを撒き散らす局とは互角に戦えるワケが無いのです。
28MHzの出力上限50Wが撤廃され、「無免許でリニアを使う無法者」と
丸腰で戦う「西部劇的な楽しみ」も無くなり、私のアクティビティー
も低下してしまいました。
さて、関西に戻ってから移動運用でコンテストに参加しましたが、い
かんせん、関東と関西では「エリア内に存在する局数が違います」の
で、シコシコとGWでの局数稼ぎもままならず、28MHzのシングルバン
ドCWでの優勝とは縁が遠くなりました。
1999年のFDは、たまたま台風が列島を通過したのが幸いして「イッチ
バーン」を頂戴しましたが、奈良の山の上で石原裕次郎マッツァオな
「風速○○メーター」に耐えてしのんだ結果であります。Hi
で、2003年度です....。
この時期は、秋のDXペディションが盛んな時期ですので、「EUとかW」
の指定待ちの時間潰しにJCC&JCGに出ようか....と思い、日頃は出な
いV/Uに焦点を合わせ、V/UのGPアンテナを上げてみました。
しかし....、唯一のV/U機であるFT-817が壊れていて、パワーが全く
出ないのデス。
この817。暫くハカセに貸していたんですが、手元に戻った時には生
きてましたから、その後に具合が悪くなったようです。
てなことで、方向転換....。
専ら安物のDXとジャれながら、時々28MHzを聞いてみるような「手抜
き&気合抜け」のコンテスト参加となりました。
☆↓こんな態勢でエントリーしてみました。(見た事のある写真?)
28MHzを聞いていると、関東のはずれにある国立一期校のクラブ局が
聞こえてきます。他の1エリアの局は全然聞こえ無いのですが....。
果敢に、関西の数局が呼べど叫べど応答無し。
「は、は〜ん」、と思いアンテナをBV方面に逆転させると「やや強力
に入感」します。そう、私の嫌いなバックスキャッターの登場です。
私が南方に向かいkWで呼ぶと、ちゃんと応答がありましたが、コンテ
ストナンバーは「..M」が返ってきました。
「FBなバックスキャッターで入感している旨」丁寧なリポートを差し
上げておきましたが....。
この後、関西から「筑波のガマ」を呼ぶ局は皆無になりました。Hi
このガマは28MHzもkW免許があるようですので、有資格者のオペレー
ターを揃え、正々堂々と「H」で参加するべきでしょうねぇ。
さてさて....。
結局、私にとって、どうも締まらないコンテスト・デーとなりました
が、ラストの19時以降、3.5MHzで24004Hをサービスしてみました。
まぁ、3.5MHzですから出力は真の「H」です。
IC-756PROUにデフォルトで用意されている250Hz巾のフィルターで隙
間が見つかりましたので、ランニング開始....。
羽曳野の島さん、兵庫の小石さん、長野の木村さん....など、常連か
らコールを貰いましたが、1時間余りで「ネタ切れ」と相成りました。
24004は誰も出ていないようでしたが、JCC&JCGコンテストも、この程
度の参加局数なのでしょうねぇ....。
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