2003年度 6m&Downコンテストに参加しました。 

  

  6m&Downコンテストに参加するのは何年振りでしょうか?

  本格的な参加は、かつて伊豆スカイライン沿いから参加した1995年が

  最後だったと記憶していますので、8年ぶりかも知れません。

  

  さて、今回は、とりあえず最近のコンテストの様子を見る....のみ。

  「多くのバンドに出てみよう....」と言う事で50〜1200MHzまでの4バ

  ンドのマルチバンド態勢を立てること(だけ?)を目標としました。

  移動先は、ホームQTHと同じ奈良県内の某所で、標高は1000m以上です。

  ここは、自宅から約2時間で到着です。

  

  ↓車が「ちいサイズ」なので、外見はこんなもんです。

   

  アンテナ系は、50MHzがHB9CV、144/430MHzはマスプロの5/8eleシング

  ルですし、1200MHzはマキ電機の10eleループと言う軽装備です。

  また、今回はQRPなので、発々は持って行きませんでした。

  

  ↓車内も「ちいサイズ」。           ↓出力も「ちいサイズ(5W)」。

   

  東京在住の頃、コンテスト荒らし?をしていた頃は、マーチに乗って

  いましたが、それより「さらに狭い」ジムニーの内部。

  無線機は、ご覧のFT-817とUTV-1200B2Pです。

  FT-817単体では、ランニングで5Wを出すと過熱し、PA部がバテてしま

  い出力低下を招きますので、817を最低出力の0.5Wに設定し、リニア

  で5Wに増幅しました。

  テーブルの下に見えるのが、UTV-1200とリニアのHL-66V・723DXです。

  いずれのリニアも入力回路のATT定数を変える改造をし、0.5Wで押せ

  ば5Wの出力に増幅するようにしてあります。

  この仕掛けで、FT-817は何とかオーバーヒートせずに済みました。  

    

  しかし、残念ながら、FT-817は0.5W出力でもCWのランニングをすると

  「熱く」なってしまいます。

  筐体が触れない程の温度になったり、出力が低下する事はありません

  が、メモリーキーヤー等で連続CQを出すのは、たとえ最低出力の0.5W

  でも苦しい規格のようです。

  

  さて、今回は、ささやかなアンテナとQRP出力で運用しましたが....

  50MHzは2eleにも関わらず、JA1VVH局など関東地方の固定局も聞こえ、

  いつもの50Wなら確実に捕らえることが出来る信号強度でしたので、

  試しに5Wで呼んでみましたが、当方の信号は先方まで届かなかったよ

  うです。

  きょうびの固定局は200W出力がザラですし、関東地方はオンエアする

  局が多くバンドの混雑度やその影響が違います。また、2エリア各局

  や伊豆半島の壁を微弱な電波が越える事が困難なのであり、VVH局な

  どがアリゲーターでは無い事を、念の為、申し添えておきます。

       

  ↓ロギングにはZ-Logを使用

  

  タナボタTP-560は、Windows98が走る事は別のページで触れましたが、

  アマ無線のロギング・ソフトなどには十分なスペックです。

  てなことで、今回からZ-Logを投入してみました。

  

  以前使用していたCTなどで便利だと思ったパーシャル・チェック等の

  ツールが一式揃っている以上に、メモリーキーヤーやCQマシンなども

  標準装備していますので、コンテスト用としては役に立ちそうです。

  しかし、CATやCI-Vなどのボーレートをはじめ、パラメーターで設定し

  たい部分のユーザー要請に対し、見事に対応されていないのは、流石

  に官僚のタマゴ達だと感心しています。Hi

  

  さて......

  今回は、1200MHzの設備も用意しましたが、CWでは1局も交信出来ませ

  んでした。

  3エリアの人口重心から見ると、今回の運用場所はサイド方向になり

  ますので、仕方がありませんか....ねぇ。

  大阪から見て、名古屋・広島方面へのルート上に移動しなければ、よ

  く無いのでしょう。

  

  ☆とりあえずは、お疲れ様でした。

  

  なお、撤収時に高野山のJH3GAH局が、モービルでやって来ました。

  

  「このコンテストの結果」→QRP部門で3エリア1位でした。

    

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